産後の体形はどうやって戻す?

女性にとって出産後にいかに上手に、体重を元に戻すかということは大きな問題になります。そこでここでは妊娠や出産によって変わってしまった体形を、元に戻す方法などについて、お話していきたいと思います。経験のある女性なら御存知だと思いますが、妊娠して出産するまでの10ヶ月間に体形は大きく変化し、特に妊娠後期はお腹が大きくなるにつれて体重も増えていき、骨盤が歪み、大きくなったお腹を支えるために体形は崩れてしまいます。当然産後に元の体形に戻ることを期待しても、思ったほど痩せることが出来ず、体形が元に戻せないケースもあります。

 

産後に体形が元に戻せない原因は、3つ程考えられます。まず1つ目は運動不足によるものです。産後でも、また自由に身体を動かせるようになるまでには時間がかかりますが、また妊娠中にあまり身体を動かさない生活に慣れて、身体を動かす習慣がなくなってしまい、産後も育児や家事で忙しく、運動や美容に気を使う時間をとることが難しくなることで、体形は元に戻りにくくなります。2つ目は栄養摂取の問題です。妊娠初期にはつわりで食欲がなくなる人もいますし、お腹が大きくなってきても、あまり食べられなくなります。その反動のために、出産後は解放感から食べ過ぎてしまったり、母乳の栄養のために沢山栄養を摂ろうとして、食べ過ぎてしまう人がいます。身体をあまり動かさないでいるのに、沢山食べてしまえば当然太りやすくなり、体形を元に戻すことは難しくなります。3つ目は、最初にお話した骨盤の歪みによるものです。出産のために歪んでしまった骨盤は、出産後は自然に元に戻ることになっていますが、歪みを直すためのケアが不足しますと、歪んだままで固まってしまい、元に戻らなくなる場合があるのです。

 

では次に、産後の体形を元に戻すための対策について、幾つかお話していきたいと思います。勿論肥立つまでの約1ヶ月は、安静にしていなければなりませんから、その後は体形が元に戻りやすくなる時期だと言われていますので、赤ちゃんの1ヶ月健診が終わった頃を目安に、対策にとりかかるのが理想的です。対策の1つ目は、まずエクササイズをすることです。これは産後の身体にもキツくない静的なヨガや、インナーマッスルを鍛えるヨガや骨盤スクワット、軽めのストレッチ等がお勧めです。慣れてきましたら、赤ちゃんをあやしながら、筋トレをするようにしてもいいと思います。

 

対策の2つ目は出来ればで構わないことですが、母乳育児です。いい母乳を出すためにはしっかり栄養を摂る必要がありますが、必要以上に摂取しますと脂肪過多になってしまいますので、運動量が少ない間は、1日あたりの母乳で消費する約600kcalを目安にして、食事の摂取量を調整する必要があります。また赤ちゃんに母乳を飲んでもらうことには、子宮収縮の効果がありますので、体形を元に戻す効果もきちんとあるのです。3つ目は骨盤矯正です。歪んだ骨盤を矯正するためには、産後間もなくから骨盤ベルトやガードルで補正をすると良いでしょう。また道具の働きを補佐するために、産後2〜3ヶ月過ぎた頃から、骨盤を引き締める体操をすることをお勧めします。早めに矯正をすれば、手遅れになることはありませんから、全て出来る限り早めに着手することが大切です。